今から20年近く前でしょうか?それはつくろうと思ってできたのではなく、勝手に輸入物の牛ロースが霜降り肉になってしまったのでした。 ただし脂の霜降りではなく氷の霜降りですが・・・。 冷凍の輸入物の牛ロースを、お客様からすき焼き用で欲しいと言われ、半解凍でスライスをしました。他のお客様が買いに来る都合上再凍結は止め、冷蔵庫の棚に置いておこうと思いましたが、解けて日持ちがしないと判断して、その当時の冷蔵庫から冷凍庫に通じる扉の近くに置きました。 当時の冷凍庫の扉からは冷凍冷気が漏れており、凍結肉を置いておくと半解凍のままに数日ありました。しっかりと外見上は何もなくです。ところがその肉は水面下で霜降りの状態に進行していたのです。 数日たったある日またその肉をスライスしました。そうしたらなんと霜降りができていたのです。ちょうど和牛の中サシぐらいでした。写真でお見せできないのが残念ですが均等にしかもびっしりとです。 なぜかスライスしてる時にジャリジャリと音がしていたのを覚えています。しかもその霜降りは肉が解けると無くなってしまい、その後は細かな穴が開いてしまいました。ちょうどレース編み、みたいな状態です。模様はきれいでしたが、味はほんとにお粗末でした。
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