2001年09月06日
(THU)
コンビニとファストフードが制覇する?
■カップヌードルも立派なファーストフードだと思う。
コンビニで昼時にお湯をサービスすることで一時調理が完了する。そこにおにぎりをつけて立派な昼飯のできあがり。
かたや、牛丼・ハンバーガー・カレー・そばうどん・そしてコンビニの商品など画一化された商品を販売している現実がある。
そのうち、日本はコンビニの弁当・カップヌードル・ファストフードしか食べられないようになってしまうのだろうか?(最近浸透率を深めているのは承知の事実です。)
★デフレがもっと進んでお給料もあまり上がることなく、亭主の小遣いも限られた中でやりくりしなければならない。
細かいことだが、ここで亭主の小遣いをやりくりしてみたい。
仮に、ひと月に亭主の小遣いが5万円を想定してみよう。
昼食に500円とタバコを買って250円で合計750円
週休二日で20日として15000円、プラスタバコ代10日で2500円で合計17500円新聞代1日100円、飲料代120円を休みの日も何か雑費で使うとして計算すると6600円、合計は締めて24100円だ。残りがだいたい25000円だ。
子供におみやげとか書店に行って子供の本(結構高い!)を買ったりというと月に5000円ぐらいアッと言うまだ。あとの残りは2万円でプライベートにやりくりしなければならない。
「某なんとか省」みたいに飲み食いの領収書を水増ししてもらっても、家からはお金が出るものじゃないし!
極端な話をすると残りの金額は、一度のみに行って2軒はしごをしてタクシーで帰ってくると底をついてしまう金額だ。(一軒でも足らないかも知れない!?)
と、なってくれば昼食はやすい方へと流れるのは自然の原理だ。
世の中のデフレを受けて、昼食・ファストフードがその又デフレを加速している現実がある。
★研究室で十分な味・品質の研究を重ねて、その結果「大多数の人に美味しい」ファストフードができあがる。そのフードが日本を制覇する。食品の相場、流通、雇用、食事の形態などいろいろと変化をしてしまう。会社が淘汰され、外食が淘汰され、インスタントが流行する。
一企業が制覇をすればするほど、その製品に対するリスクマネージメントも発達してくる。早い話が添加物をどんどん添加するようになる。
なんか変な話だ。これからますますこんな時代になってくるのだろうか?
日本人の味覚はどうなってしまうんだろう?食文化は?インスタントにならされた舌の感覚は?子供達が大きくなったときの食事は?どうなってしまうんだろう。
|